地域猫とは
地域猫とは、野生で暮らす野良猫ではなく、家で人に飼われる家猫でもなく、地域の人々の理解・協力を得て管理されている猫のことです。
地域猫活動とは、そのような地域猫たちの管理を行う活動です。
全国的な団体はありませんが、私たちの他にも、様々な地域の人々が、それぞれの地域の猫たちを管理しています。
また、地域住民の方のご理解を得るために、地域の猫は、世話ではなく「管理」するという形をとっています。
つまり、単に餌をあげて可愛がるだけではなく、地域猫には去勢手術を受けさせてこれ以上繁殖することを防いだり、猫の健康チェックなどを行ったりしています。
わせねこでは、野良猫の被害(騒音、衛生上の問題等)を減らすために、
- T (Trap:捕獲)
- N (Neuter:去勢、避妊)
- R (Release:解放)
を地域に住む猫に行った上で、地域猫として管理し、地域の環境保全に努めています。
毎日の餌やり
空腹の猫が各所を荒らしたり、餓死してしまわないように、毎日決まった時間に餌やりをします。
場所と時間を決めることで猫も同じ時間・同じ場所に現れてくれるため、健康管理やテリトリーの管理がしやすくなるのです!
不妊・去勢手術
施術された猫はその証として耳にカットを入れます(地域猫の証!)。
茶々には左耳に耳カットが入ってます。
健康管理
異常のある猫はすぐに獣医さんに診てもらいます。必要に応じて伝染病の予防接種なども行います。
ふん・尿の処理
衛生上の問題を防ぎ、地域の環境保全に努めます。
活動実績
2002年時点で28匹だった猫は2020年時点で3匹まで減りました。最終的な目標の0匹まではまだまだ遠いですが、引き続き努力してまいります。
わせねこの年平均の在籍頭数の推移